【自作PC】たったコレだけを揃えるだけ!!PCガイドブック

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CPU (Central Processing Unit)

日本語では「中央演算処理装置」と訳され、周辺機器やソフトウェアから来る指示を処理したり、メモリなどを制御したりする装置のことです。

「プロセッサ」と呼ばれることもあります。 より簡単にいうなら、パソコンやスマホにおける頭脳の役割を持つパーツがCPUです。

大手の2社

CPUを製造している会社は多くありますが「Intel」と「AMD」が大きな勢力となっています。以下に2社の特徴を大まかにまとめました。

Intel

インテルのCPUは、いくつかのシリーズに分けられています。一般用途のパソコンで多く使用されているCPUは、Core i(コアアイ)シリーズ、Celeron(セレロン)、Pentium(ペンティアム)の3種類です。サーバーなどの業務用コンピュータには、Xeon(ジーオン)というCPUが使われている場合もあります。

AMD

AMDはRezyenというCPUを製造しています。コストパフォーマンスに優れているこのCPUは、Ryzen 3、5、7、9という順に高性能になっています。もちろん、CPUの価格もその順番どおりに高くなります。 またRyzenシリーズは大きく分けて、デスクトップ向けとモバイルパソコン向けの2種類に分かれます。さらにGPUを内蔵しているものと内蔵していないものや、高性能モデル、省電力モデルなどの種類があります。

クロック数

クロック数とはCPUがどれだけ早くデータの処理をできるのかを表す数字で、Hz(ヘルツ)という単位が使われます。クロック数が大きければ大きいほど処理能力が高く、性能が良いCPUであることがわかります。(動きの速さ)

コア数

コア数とはCPUに内蔵しているプロセッサー(コア。 命令を処理する装置)の数を表しています。 かつてCPUはひとつのプロセッサーだけで処理を行っていたため、プログラムなどの命令を順に処理するしかありませんでした。(動く人の数)

スレッド数

スレッドとは、同時に処理できる作業単位のことです。 コア数とスレッド数が増えると、同時に複数の処理を実行することができ、処理効率がアップします。(作業台の数)


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マザーボード

マザーボードは、CPUやメモリ、グラフィックボードといった各種電子部品をセットする電子回路の基盤です。

パソコンの土台ともいえる重要なパーツであり、製品によって取り付けられるパーツの性能や数が異なるので、パソコン自体の性能を大きく左右します。

CPUとの相性

マザーボード内にCPUを取り付ける際、それぞれ規格というものがありそれに合わせたCPUとマザーボードを取り付けなければいけません。

  • Intel系のCPUのマザーボードには「LGA」という表記
  • AMD系のマザーボードには「AM4」という表記

があり、購入前に必ず確認してください

サイズ

マザーボードのサイズには大きく4種類あります

E-ATX 
最大拡張スロット数7
大きさは最大でW330mm×H305mm。

ATX
最大拡張スロット数7
大きさはW244mm×H305mm

Micro-ATX
最大拡張スロット数4
サイズは244mm×244mmの正方形

Mini-ITX
最大スロット数1
サイズは170mm×170mmの小さい正方形

他にもメモリスロット、USB3.0、USB2.0、M.2スロット、SATA3.0 の実装数やWi-Fi、Bluetoothなどの無線機能の有無など様々な種類があります。

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メモリ (memory)

メモリを増設することによって、より多くの情報をCPUが同時に処理できるようになるので、フリーズしなくなったり、複数のアプリケーションを開けるようになったりと、パソコンの動作もより安定します

メモリがどれぐらい速いかというと、一般的なパソコンに入っているHDDの約30倍、速いことで有名なSSDの約10倍速いです。実はCPUに比べると遅い

メモリは、直訳すると「記憶」や「思い出」という意味。 パソコンなどのIT用語としてのメモリは、主に「記憶装置」のことを指します。

「記憶装置」とはデータを記憶する装置のことで、PCは基本的にこの「記憶装置」と「CPU(中央処理装置・プロセッサ)」の二つの装置で成り立っています。

ゲーミング用にメモリを購入する場合は、容量が合計16GB以上ある製品を選ぶのがおすすめです。容量が不足すると、PCの動作速度が低下し、ゲームのパフォーマンスに支障をきたす恐れがあります。

なお、16GBのメモリを1枚用意するよりも、8GBのメモリを2枚用意したほうが多くのデータを転送できます。より高い性能を求める方は、自分のPC環境がメモリを2枚1組でセットするデュアルチャンネル、4枚1組でセットするクアッドチャンネルなどに対応しているかもあわせて確認してみてください。

規格

メモリには規格があります。DDR◯と表記されており最新版はDDR5なのでゲームを主に遊ぶ場合は最新版にしておく必要があります。

しかし、マザーボードにDDR4などと記載されている場合は取り付けることが出来ない為ご注意ください

クロック数

こちらもCPUと同様にクロック数があり、どれだけデータを早く送るかの速度があります。

メモリーはCPUが使うデータを一時的に保存しておく場所で、HDDやSSDより高速です。ただし電源を切るとデータは消えてしまうので、HDDの代わりとしては使用できません。

POINT

ヒートシンクの有無を要確認!!

【Team DDR4 3200Mhz PC4-25600 8GBx2枚(16GBkit)】

SSD (Solid State Drive)

《主に保存するもの:起動ドライブOS》

SSDは、HDDと同じように使える記憶装置です。 HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きしていますが、SSDはUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをしています。

SSDは読み書き速度の高さ、HDDは安さと大容量が強みです。SSDは基板とチップのみで構成されているため動作音がなく、衝撃に強いというメリットもあります。

規格

形状は2.5インチM.2拡張ボードの3種類

M.2には端子にも種類があり、SSDでは「Key B」「Key M」「Key B+M」が使われています。SATAもしくはPCI Express x2の場合はKey BまたはKey B+M、PCI Express x4の場合はKey Mを使います

そして、製品同士で書き換え寿命を比較する際に参考になるのが、そのSSDに対して何TBのデータを書き込めるかという指標のTBW(Total Bytes Written)です。

2021年3月現在、2TBを超える容量のSSDはまだまだ高価です。これまで使っていたPCのデータをそのまま引き継ぎたいといった場合に、4TBや6TBといった大容量のHDDを選ぶと良いでしょう。

データバス

データバス(信号の通り道。単にバスとも呼びます)にSATA(Serial ATA)PCI Expressの2種類があります

バージョンはPCI Expressの後ろに付く3.0や4.0といった数字です。現在の主流は3.0と4.0ですが。PCI Express接続のSSDが出たばかりの頃には2.0の製品もありました。数字が大きくなるにつれて速度は上がります

レーン数

レーン数とは、PCI Express 3.0 x4といった場合のx4の部分です。PCI Expressはx1(1レーン)を基準に、複数のレーンをまとめて1本のバスとして扱えるという機能があります。最大転送速度はレーン数に比例して高くなります。M.2は最大x4を利用可能で、自作PC用のSSDはほとんどがx4です。

2021年3月現在、最速クラスのSSDはPCI Express 4.0 x4に対応しています。しかし、どの環境でも使えるわけではありません。Intelは第11世代Coreシリーズ、AMDは第3世代Ryzen(Ryzen 3000)シリーズ以降のCPUと対応マザーボードが必要です。

分からない人へ

プロトコル

転送する際のルールを決めるのがプロトコルです。AHCINVMeの2種類があり、SATAはAHCI、PCI ExpressはNVMeを使うのが基本です。

PCI ExpressのSSDも出たばかりの頃はAHCIを使っていましたが、現在はほとんど使われていません。SATAのSSDはNVMeを使えないため、SSDの仕様にNVMe対応とあればPCI Express接続だと分かります。

マザーボドとの相性

マザーボードの仕様には要注意です。CPUやチップセットはPCI Express 4.0に対応していてもM.2スロットが対応していないことがあり、M.2スロットが2本ある場合は片方だけPCI Express 4.0対応というケースもあります。

HDDの魅力

HDDは大容量モデルを安く買えるのが魅力です。OSをインストールしたり日々アクセスするデータを保管する用途には向きませんが、作業が終わった後のデータを残しておきたいといった場合に保管場所として使うのに適しています。

(HDDはSSDと比べてメーカーの数が少ないのも特徴です。Western Digital、Seagate Technology、東芝の3社で世界シェアのほとんどを持っています。)

ストレージは長い間SATAを使っていましたが、SSDの高速化のペースに付いて行けなくなり、PCI Expressに合流する形を取りました。SATAとPCI Expressは信号が異なりますが、合流の結果、M.2でもSATAの信号を扱えるようになっています。

【Crucial(クルーシャル) P3plus 1TB 3D NAND NVMe PCIe4.0 M.2 SSD 最大5000MB/秒 CT1000P3PSSSD8JP】

グラフィックボード

グラフィックボードとは、別名:ビデオカードとも呼ばれる映像をパソコンのディスプレイに出力するためのパーツです。

画像処理に特化して計算を行う半導体チップ「GPU」を搭載しており、ゲームや映像関連の分野で活躍します。

ドライバのインストール

Sapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB グラフィックスボード 11310-01-20G VD7869

電源ユニット(Power supply unit)

電源ユニットとは、家庭用コンセントの交流(AC)電源をパソコンで使用する直流(DC)電源に変換するパソコンの重要な部品です。

玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+

PCケース

PCケースは、パソコンを構成する各種パーツを収める「PCパーツの家」ともいえる存在です。 精密機器であるPCパーツを衝撃や振動、ホコリや水などから守る役割があります。

PCケースの内部通気を適切にコントロールすることでPCパーツを効率的に冷却したり、騒音(ノイズ)を低減したりと、性能面でも大きな役割を担っています。

MSI PCケース ATX ミドルタワー

モニター

モニターとは、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のことです。コンピュータの出力装置のひとつでもあります。

HD  4K fps hz(リフレシュレート)


KOORUI ゲーミングモニター 24インチモニター フルHD 165Hz 湾曲/カーブ型

Wifiアダプター

無線LANアダプタとは、コンピュータなどの情報機器に接続・装着して無線LAN(Wi-Fi)による通信機能を追加する装置。

ボードに直接つけるタイプ

アンテナタイプ

Mbps


TP-Link ブルートゥース + wifi USBアダプター Bluetooth 4.2 WiFi子機

キーボード

キーボードとは、キーと呼ばれる小さなボタンが規則正しく並び、これを手指で押し下げて操作する装置のこと。

エレコム

マウス

マウスとは、コンピュータの入力装置の一種で、平らな面の上で卵大の装置を動かし、移動量や方向を指示するもの。 姿がネズミに似ていることからこのように呼ばれる。

バッファロー

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